A10の店内

A10の店内をご紹介します

木を基調とした、またpiateとは違った感じの落ち着いた雰囲気です

私が2年目の時にオープンしたお店で、ほぼ私の美容師年齢と同じです

自分たちで内装を行ったこともありとても愛着のあるお店です

賑やかなキャットストリートから一本裏に入った通りなので、静かでゆったりとしたお時間をお過ごしいただけると思います

テラスもあって陽気の良い時は気持ちいです

玄関脇には笑った顔のような棚がお待ちしています

ぜひ一度お越しください☆

美容師として目指すところは運慶

いま、美容師としてものづくりをしていく中で私としては

夏目漱石の「夢十夜」に出てくる運慶が理想だ

あるべきところにあるモノをカタチにする

創るというより

発見する。

見つける。

掘り起こす。

探し出す。

汲み上げる。

そんな表現が当てはまる

目に見えないが、たしかにそこにある何かをカタチにする

そんなものづくりができたら幸せだ

独りよがりじゃなく、自分勝手ではなく

内側や深いところにあるものを表に出すような作業。

そしたらものづくりの泉は無限に溢れるのだろう

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【参考資料】

第六夜

 運慶うんけいが護国寺ごこくじの山門で仁王におうを刻んでいると云う評判だから、散歩ながら行って見ると、自分より先にもう大勢集まって、しきりに下馬評げばひょうをやっていた。
 山門の前五六間の所には、大きな赤松があって、その幹が斜ななめに山門の甍いらかを隠して、遠い青空まで伸のびている。松の緑と朱塗しゅぬりの門が互いに照うつり合ってみごとに見える。その上松の位地が好い。門の左の端を眼障めざわりにならないように、斜はすに切って行って、上になるほど幅を広く屋根まで突出つきだしているのが何となく古風である。鎌倉時代とも思われる。
 ところが見ているものは、みんな自分と同じく、明治の人間である。その中うちでも車夫が一番多い。辻待つじまちをして退屈だから立っているに相違ない。
「大きなもんだなあ」と云っている。
「人間を拵こしらえるよりもよっぽど骨が折れるだろう」とも云っている。
 そうかと思うと、「へえ仁王だね。今でも仁王を彫ほるのかね。へえそうかね。私わっしゃまた仁王はみんな古いのばかりかと思ってた」と云った男がある。
「どうも強そうですね。なんだってえますぜ。昔から誰が強いって、仁王ほど強い人あ無いって云いますぜ。何でも日本武尊やまとだけのみことよりも強いんだってえからね」と話しかけた男もある。この男は尻を端折はしょって、帽子を被かぶらずにいた。よほど無教育な男と見える。
 運慶は見物人の評判には委細頓着とんじゃくなく鑿のみと槌つちを動かしている。いっこう振り向きもしない。高い所に乗って、仁王の顔の辺あたりをしきりに彫ほり抜ぬいて行く。
 運慶は頭に小さい烏帽子えぼしのようなものを乗せて、素袍すおうだか何だかわからない大きな袖そでを背中せなかで括くくっている。その様子がいかにも古くさい。わいわい云ってる見物人とはまるで釣り合が取れないようである。自分はどうして今時分まで運慶が生きているのかなと思った。どうも不思議な事があるものだと考えながら、やはり立って見ていた。
 しかし運慶の方では不思議とも奇体ともとんと感じ得ない様子で一生懸命に彫っている。仰向あおむいてこの態度を眺めていた一人の若い男が、自分の方を振り向いて、
「さすがは運慶だな。眼中に我々なしだ。天下の英雄はただ仁王と我われとあるのみと云う態度だ。天晴あっぱれだ」と云って賞ほめ出した。
 自分はこの言葉を面白いと思った。それでちょっと若い男の方を見ると、若い男は、すかさず、
「あの鑿と槌の使い方を見たまえ。大自在だいじざいの妙境に達している」と云った。
 運慶は今太い眉まゆを一寸いっすんの高さに横へ彫り抜いて、鑿の歯を竪たてに返すや否や斜はすに、上から槌を打うち下おろした。堅い木を一ひと刻きざみに削けずって、厚い木屑きくずが槌の声に応じて飛んだと思ったら、小鼻のおっ開ぴらいた怒り鼻の側面がたちまち浮き上がって来た。その刀とうの入れ方がいかにも無遠慮であった。そうして少しも疑念を挾さしはさんでおらんように見えた。
「よくああ無造作むぞうさに鑿を使って、思うような眉まみえや鼻ができるものだな」と自分はあんまり感心したから独言ひとりごとのように言った。するとさっきの若い男が、
「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋うまっているのを、鑿のみと槌つちの力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない」と云った。
 自分はこの時始めて彫刻とはそんなものかと思い出した。はたしてそうなら誰にでもできる事だと思い出した。それで急に自分も仁王が彫ほってみたくなったから見物をやめてさっそく家うちへ帰った。
 道具箱から鑿のみと金槌かなづちを持ち出して、裏へ出て見ると、せんだっての暴風あらしで倒れた樫かしを、薪まきにするつもりで、木挽こびきに挽ひかせた手頃な奴やつが、たくさん積んであった。
 自分は一番大きいのを選んで、勢いよく彫ほり始めて見たが、不幸にして、仁王は見当らなかった。その次のにも運悪く掘り当てる事ができなかった。三番目のにも仁王はいなかった。自分は積んである薪を片かたっ端ぱしから彫って見たが、どれもこれも仁王を蔵かくしているのはなかった。ついに明治の木にはとうてい仁王は埋うまっていないものだと悟った。それで運慶が今日きょうまで生きている理由もほぼ解った。(夏目漱石夢十夜」から抜粋)

喋る美容師と喋らない美容師

美容師さんでもよく喋る人とあまり喋らない人がいますよね。

喋る、喋らないどちらが良いかということはありませんが、私はどちらかというと喋らないタイプの美容師です

というより喋れないと言った方が正しいかもしれません
話すことは得意ではありませんが、嫌いではありません
なので話すときは普通に話します

でも、髪の声に耳を傾けているときは自然と口数が減ってしまうのです。
言葉を発してないだけで話してはいるのですが…
というとなんか怖いですね(笑)
でも、そういう感覚で髪を切っているということです。

最近の私のテーマは「髪の声を聞く」です
実際に髪が言葉を発する訳ではありませんが、一生懸命見て、耳を傾けていると髪がどうなりたいか語りかけてくれます。

その髪の毛の声を聞いて形にしていければ、自然と扱いやすいヘアスタイルができると思っています。
それとお客様が望むヘアスタイルとどう兼ね合いを取っていくか
それが大切だと思ってヘアスタイルを作っています。
そこにそこまでの作家性は必要ないと考えてしまうのです。
大切なことは髪の毛を生かす、お客様を生かすという事
その為の技術をこれからも磨いていきたいと思っています

昔から美容師はどちらかというと職人に近いと考えています
サロンワーク中心にしながら、もちろん感性を高めるアート作品創りも並行サロンワーク外で並行してしていきます!

さらなる進化に向けて
目指すは「夢十夜」の運慶

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移動に伴いまして。

タケヒカルです
まず始めに
この度はA10へ異動と言うことで皆様にもご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます
表参道店で2年、代官山で5年の修行を経て本店へ戻ってくることとなりました
自分個人としては、ざまざま勉強をさせて頂きました
2018年からはその経験を生かし、今後のさらなるお店の発展の為に本陣であるA10本店に戻らせて頂く決意をいたしました
代官山を離れることに寂しさもありますが、希望や楽しみもあります
また新たな挑戦となりますが、一人一人を大切におもてなししていけるよう、さらに成長していきますので今後もよろしくお願いいたします

 

ご予約のお電話は0334991504

 

WEB予約をご希望の方は下記のURLまたはHPからご利用頂けます
WEB予約 | A10 (エーテン)

piateでサロンカード(アプリ)をご利用していた方はアプリ内の右上の機能タブよりお進み頂き
【サロン検索・変更】より【A10】を検索して頂き、切り替えができますので設定をお願いいたします

 

A10の予約アプリをお使いになりたい方はこちらからお進みください
サロンカード(A10の店舗コードは【3681】です)

iOSiphone)の方

https://itunes.apple.com/jp/app/saronkado/id724108890?mt=8&uo=4

Androidの方

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.reservia.android.saloncard

 

今までのポイントについて
piateでのポイントが貯まってお使いに頂ける状態のものは、A10でもお使いに頂けますのでご利用ください
途中までのものに関しましてはそのまま継続させて頂きます
新しいシステムを作るまではいったんポイントシステムはいったん無くなりますのでご了承ください

何かありましたらお気軽にお問い合わせください

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さらば代官山!

代官山piateの立ち上げから、はや丸5年

これを機に代官山から離れることになりました

 

2月からはA10本店に戻ります

表参道店2年、代官山店5年、7年ぶりのA10です

 

代官山を離れることは寂しいですが、今後の展開を考え

本陣A10に戻る決意をしました

 

異動することでご迷惑をかけてしまう方々には本当に申し訳ありませんが、さらなる成長と発展の為にお許しください

 

さて今年の私のテーマですが

「大切なモノは目に見えない」です

皆さんもよく知っている星の王子様に出てくる有名な台詞ですね

 

「大切なモノは目に見えない」

だからどうするか?

目に見えないからこそ言葉や行動で伝えていく努力をしようということです

この情報化時代、知っている事にそんなに価値はない

行動することに価値がある

 

だいたい問題が起きるのは人間関係

積極的にコミュニケーションをとって素敵な一年にしていきましょう☆

 

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40歳記念同窓会の為に母校の写真を☆

今週のお題はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」

 

今年の夏、20年ぶりに母校(高校)にお邪魔してきた

野球に明け暮れた高校時代はもう遠い昔

あの頃と変わらない場所

あの頃と変わったモノ

色々なものに触れて、様々な事が走馬灯のように思い出されたり、出されなかったり…

 

というのも、40歳になる今年

記念の同窓会をやるために写真を撮りにお邪魔したわけで。

 

みんながこの写真を見て、懐かしがってくれたら良いな

 

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他にも何枚

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